- ■訪問診療と往診の違い
- 訪問診療
- ●計画に基づいて、医師が患者さんのご自宅へ定期的に訪問し、診療、治療、処方、相談などを行います。
- ●当院では原則として、月に2回の計画的な訪問診療を行います。ご相談の上、月に3回以上の訪問診療を計画することもあります。
- ●総社市及びその近郊で、クリニックより車で片道約30分程度を訪問診療範囲としてお伺いします。
- 往診
- ●病状の変化により、患者さんやご家族の求めに応じて、医師が患者さんのご自宅へ出向いて臨時に行う診療のことです。
- ●定期的な訪問診療以外で対応が必要な場合に実施します。
- ●当院で訪問診療をされている患者さんには、24時間いつでも連絡を取ることができる連絡先をお伝えします。往診車両は救急車ではありませんので、診療の状況や交通事情などにより、連絡をいただいてから往診対応までに一定の時間がかかりますのでご了承ください。
- ■訪問診療でできる検査や処置
- ●血液検査・尿検査
- ●超音波(エコー)検査
- ●静脈注射・皮下注射(予防接種含む)・筋肉注射・点滴
- ●経管栄養をおこなっている方の診療、胃チューブ・胃瘻の入れ替え
- ●膀胱留置カテーテルを使っている方の診療、膀胱留置カテーテルの入れ替え
- ●気管切開されている方の診療、気管カニューレの入れ替え
- ●在宅酸素療法をおこなっている方の診療
- ●吸引を必要とする方の診療
- ●在宅人工呼吸をおこなっている方の診療
- ●在宅中心静脈栄養(高カロリー輸液)をおこなっている方の診療
- ●人工肛門(ストマ)造設されている方の診療
- ●緩和医療、自宅での看取り
- 当院で実施できない検査や医療処置が必要な場合には、他の医療機関へご紹介します。
また、訪問診療と並行して他の医療機関を受診いただくこともできます。
- 詳しくは当院までお問い合わせください。
- ■お薬の処方
- ●院外処方を行っております。
- ●これまでご使用になられていた薬も必要に応じて、処方します。
- ■ご利用いただける方
- ●当院の訪問診療範囲(当院より車で片道約30分程度)にお住まいの、通院が困難な患者さんが対象となります。
- ●経管栄養、在宅人工呼吸、中心静脈栄養などの医療ケアが必要な方にも対応します。
- ■費用について
- 以下を合算したものが1ヶ月の料金となり、翌月に請求させていただきます。
- 1.健康保険
- 訪問診療・往診は、各種健康保険の適用となります。
- ●保険診療なので各種健康保険が適用されます。
- ●公費負担を受けられている方は、医療費は公費でまかなわれます。
- ●院外処方となりますので、お薬代は別途必要です(通院の場合と同じです)。
- 2.健康保険適用にならないもの
- ●予防接種(通院の場合と同じです)。ただし、公費による助成対象のものは適用を受けられます。
- ●各種書類作成:診断書などの作成にかかる費用は、書類により異なります。詳しくは当院までお問い合わせください。
- ●入所前などの感染症検査:入所やショートステイ前などに感染症検査を求められることがあります。これらは健康保険適用とはなりません。
- 3.交通費
- 交通費をいただいております。
- ●コインパーキングなどを利用した場合にも負担いただきます。
- 訪問診療と往診は違いますか?
- 訪問診療
- ●計画に基づいて、医師が患者さんのご自宅へ定期的に訪問し、診療、治療、処方、相談などを行います。
- ●当院では原則として、月に2回の計画的な訪問診療を行います。ご相談の上、月に3回以上の訪問診療を計画することもあります。
- ●総社市及びその近郊で、クリニックより車で片道約30分程度を訪問診療範囲としてお伺いします。
- 往診
- ●病状の変化により、患者さんやご家族の求めに応じて、医師が患者さんのご自宅へ出向いて臨時に行う診療のことです。
- ●定期的な訪問診療以外で対応が必要な場合に実施します。
- ●当院で訪問診療をされている患者さんには、24時間いつでも連絡を取ることができる連絡先をお伝えします。往診車両は救急車ではありませんので、診療の状況や交通事情などにより、連絡をいただいてから往診対応までに一定の時間がかかりますのでご了承ください。
- どういう患者さんが訪問診療の対象になりますか?
- ●当院の訪問診療範囲(当院より車で片道約30分程度)にお住まいの、通院が困難な患者さんが対象となります。
- ●経管栄養、在宅人工呼吸、中心静脈栄養などの医療ケアが必要な方にも対応します。
- 訪問診療ではどんなことをしますか?
- ●身体診察、血圧や酸素飽和度の測定などにより、病状の把握をおこないます。
- ●院外処方箋を発行しますので、お近くの調剤薬局でお薬をお受け取りください。
- ●血液検査、尿検査、超音波検査もご自宅でおこなえます。
- ●在宅酸素や在宅人工呼吸器などの医療機器をご使用の方は、それらの管理もおこないます。
- ●胃チューブ、胃瘻、気管カニューレ、膀胱留置カテーテルなどをご使用の方は、これらの交換も自宅でおこなえます(使用されている物品によっては対応できないこともあります)。
- 訪問診療の時には家族がいなければいけませんか?
- ●病状などについての認識にずれが生じないよう、訪問診療にはご家族の同席をお願いしております。困難な場合はご相談ください。
- 以前から通っている病院にも続けて通院をしたいですが、訪問診療とあわせて通院できますか?
- ●他の医療機関とあわせて受診いただくことも可能です。その場合、当院との役割分担を相談させていただきます。
- 訪問診療を受けていても、病状によっては入院できますか?
- ●病状などから入院が望ましいと考えられる場合、ご相談の上、入院先の病院へ依頼をします。その際、当院から入院先の病院へ紹介状(診療情報提供書)を作成します。
- ●また、急な病状の変化により早急に病院を受診した方が良いと判断した場合には、救急車による搬送を指示することもあります。
- ●病態や病院の空床状況などにより、ご希望の病院へ入院できないこともありますのでご了承ください。
- 訪問看護は利用できますか?
- ●当院での訪問看護はおこなっておりません。しかし、訪問診療と訪問看護をあわせてご利用いただくことで、多くのメリットがあります。当院では、できるだけ訪問看護をあわせてご利用いただくことをお勧めしています。
- 急に状態が悪くなりました。次の訪問診療は来週ですが、どうしたらよいですか?
- ●当院で訪問診療をされている患者さんには、24時間いつでも医師または看護師が電話相談、診療対応いたします。電話で解決できる場合は、電話で指示をいたします。往診が必要なときは、臨時で往診いたします。なお、往診車両は救急車ではありませんので、診療の状況や交通事情などにより、連絡をいただいてから往診対応までに一定の時間がかかりますのでご了承ください。
- ●往診を待つより救急車を要請した方が良いと判断した場合には、そのような指示をさせていただく場合もあります。
- ●入院が必要と判断した場合には、紹介元もしくは連携先の病院と連絡をとります。
- 訪問診療を受けていませんが、急に熱が出ました。往診してもらえますか?
- ●初めてのご依頼が緊急往診の場合(発熱、胸痛、腹痛など)、より速やかに診断および治療をお受けできるように、かかりつけ医や救急指定病院の受診をお願いしております。
- 訪問日時の指定はできますか?
- ●訪問日時はご相談の上、決定します。急患対応や交通事情などにより余裕を持たせて訪問時間を設定しておりますが大幅に時間が変わることが予想される場合には、お電話を差し上げております。
- 約束の時間に先生が来ないのですが
- ●なるべく予定の日時にお伺いしておりますが、急患対応や交通事情などにより遅れることがありますのでご了承ください。前後30分ほどを目安としてください。大幅に時間が変わることが予想される場合には、お電話を差し上げております。