「かかりつけ医」をもっていますか?子どもの具合が悪いときや、予防接種を受けるときには時には病院やクリニックに行いきます。そこでは、医師が、経過を聞いて、診て、考えて、対処法を教えて、必要があれば薬を出してくれます。このとき医師は、客観的な専門家として、真剣に対応するはずです。でも、すべて分かるわけではないので、受診後の経過がとても気になります。
良くなっていたらうれしいし、そうでなかったら悲しくつらい気持ちになります。そして、良くなってないときにこそ、「どうしてだろう?」と、より真剣になります。そんなときほど医師としての責任を感じながら懸命に診療します。
受診後の経過が良くないときは、もう一度同じ医師とたくさん会話をしてください。分からないことがあれば質問を、心配なときにはその気持ちを伝えてください。こうしたやりとりを何度も重ねていくことで、医師と患者やその家族の間に信頼関係が出来きると思います。いつしかその医師は、日常的な診療や健康管理をしてくれる「かかりつけ医」になっていると思います。