ドクターからのメッセージ

The message from doctors
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熱がでた(発熱)

小児科の外来を受診する子どもの訴えで一番多いのが「発熱」です。

発熱は体の負担となりますが、防御反応のひとつです。

人間はウイルスや細菌などの病原体に感染すると熱を出して、体内に入り込んだ病原体の活動を抑えようとします。

平熱よりも1度以上高く、環境を整え、時間をおいても下がらないなら発熱といえます。

他にも、いつもと違う様子が無いか確認しましょう。

赤ちゃんは体温調節が未熟なため、室温や衣類の着せ方によって体温が上がることもあります。

 

<診療時間外でも電話相談や救急外来を受診が望ましい場合>

○  赤ちゃんが生後早期(0〜3ヵ月)

○  機嫌が悪い、または、発熱以外にいつもと様子が違う。

 

*  39度近くあっても子どもの様子が元気なら心配いりません。

*  熱があるのに手足が冷たい場合は、これから熱が上がることが予想されるので、毛布などで暖めてあげましょう。

*  熱が上がりきると赤い顔をして暑そうにするので、薄着にして、冷やしてあげると気持ちが良いでしょう。